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ラスクおじさん♪のはらぺこ日記♪

なあ、後輩。本来、節分は幸せの訪れを願う日なのだよ

2017/02/06 08:14 晩ごはん お菓子 イベント 子ども くらし 家族 健康

 節分の日は昨年同様、職場で恵方巻きを作りました。子ども達から恵方巻きに入れて欲しい具材のオーダーを事前に受けて、子ども達一人ひとりのオリジナル恵方巻きを作りました。だいたいはマグロ、サーモン、いくら、玉子、かんぴょう、きゅうり、桜でんぶ、納豆あたりで収まるのですけど、中にはカニとかエンガワとかオーダーする子がいます。カニは高いけど恵方巻き向けにスーパーにほぐし身が用意されているので手に入れることは容易です。けど、エンガワは回転寿司屋では人気なのはわかりますけど、節分用にはスーパーに置いてないので、ごめんねってオーダーした子に言いました。

 私にとって伏兵だったのは「山ごぼう」でした。高校生の女の子が希望したのです。ああ、ゴボウの醤油漬けのことかと軽く考えていたら違いました。よくよく調べてみたら山ごぼうは、モリアザミの根だとか。自宅近くのスーパーに行ってみましたけどありませんでした。きっとレアな代物なんだろう、それならと伊勢丹、京王、成城石井等々、高級な食材をおいてそうな所を回ってみましたけどどこにもおいてません。仕方なく、細いごぼうの醤油漬けを買いました。節分当日、職場の近所のスーパーに刺身類の買い出しにいった際、一応、漬物コーナーに立ち寄りました。「山ごぼう」とド~ンと書かれた漬物が置いてありました。材料をみると「モリアザミ」と表示されています。嗚呼、初めからここで探せばよかったのに。と思ったもののようやくお目当ての品が手に入った、これで高校生の女の子も喜ぶだろうという安堵感の方が大きかったです。

 昨年は、私と料理上手な先輩と二人で恵方巻きと豚汁を作ったのですけど、今年は、私の他は、若い職員達が初参加。カンピョウも厚焼き玉子も豚汁も、若い職員らが作ってくれました。もちろん、若い職員達に加えて、昨年同様、調理師さん達が助っ人に来てくださって恵方巻きも昨年に比べてスピーディに美味しくできました。豚汁作りを初めて一手に引き受けた若い男性職員は「ね、美味しいでしょ、美味しいでしょ」とうるさいほど子ども達に聞いて回っていました。

 恵方巻きと豚汁の夕食が終わると、その若い男性職員が鬼に変装して登場しました。青いヨットパーカーのフードを頭に被り、白い顔のピエロが怒ったようなシュールなお面をつけ、角が突き出たアフロヘアーのかつらをのせてます。小学生ともなればちっとも怖くもないのですけど、幼児さんは違います。がおーがおーと吠える鬼に追い掛け回され、幼児さん達は大泣きしながら逃げ惑います。それでも幼児さん達は必死な思いで鬼に豆を投げて反撃します。普通ならそれで鬼が退散するはずなんですけど、「ね、美味しいでしょ」としつこく自分の作った豚汁の美味しさを聞いて回るだけあって、なかなか退散しません。しまいには「悪い子はいねか~」と言い出し更に追い掛け回す始末。鬼じゃなくて、なまはげになってしまいました。

 ようやくなまはげが去った後、一番大泣きしていた3歳の男の子が豆の入った小皿を小脇に抱えて真剣な眼差しで辺りを見回しています。その子に何をしているのかと尋ねると、「鬼また来たら、これ投げるの」とその子は答えました。結局、その子は寝るまで臨戦態勢でした。

 この子にとって節分の日は1年に一度やってくるものすごく怖い日になってしまったのかもしれません。本当は季節の変わり目であるこの日に、新たにこれからの幸せを願う日なんですけどね。

 山ごぼうを手に入れようとしたしつこさと、なまはげになってまで子ども達を追い掛け回すしつこさは、似て非なるものだと先輩として後輩に諭さねばなるまい(笑)






 

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